乾燥肌って何?

肌が乾燥するというのは、とても当たり前の悩みです。
しかし、乾燥肌とは、何かきちんとわかっているような人はあまりいないです。
乾燥肌とは、角質層の水分が少なくなることです。
健康な角質層は、約20%の水分を含みます。
水分量がそれ以下になった状態が乾燥肌です。
では、どうして乾燥肌になってしまうのでしょう。
それは、肌のセラミドやコラーゲンが減少するからです。
加齢や洗いすぎなどによって肌の潤いを守るセラミドや肌を構成するコラーゲンが減少していくは厳しいです。
厳しいというのは、肌が乾燥しやすくなることです。
空気が乾燥するから、乾燥肌になると思っている方もいますが、実際はそういうのではなく乾燥するのはあくまでも肌の内部の問題だったのです。
コラーゲンは、ナールスゲン配合化粧品などを使用することで、対応ができます。
セラミドも配合化粧品などを使うことで対策をしましょう。
ちなみに肌のうるおいの仕組みは、角質細胞で作られるセラミドが大きく関係しています。
肌にとって、とても大切なセラミドは、どうやって作られるのでしょうか。
基低層で生まれた表皮細胞は、約4週間かかって押し上げられ、死んで角質細胞に変わります。
これがターンオーバーです。
この4週間の間に、表皮細胞の中ではセラミドなどの脂質が合成されていきます。
細胞が死んで角質細胞に変わる瞬間にこの脂質は細胞の外に放出され、細胞のまわりを埋め尽くします。
これが角質細胞間脂質と呼ばれるもので、細胞同士をつなぎとめさらに水分を抱えこむ働きをもちます。
角質細胞間脂質は、いくつもの脂質のまじりあったもので、セラミドはそのひとつなのです。
セラミドは、肌のうるおいを守る主役となります。
実験的に人間の肌からセラミドを奪ってしまうと肌の水分は80%も低下します。
つまりセラミドは、肌の水分の80%を維持していることになります。
このことから、セラミドやナールスゲン配合の美容液を使うことが重要なのです。

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